AIM(エイム)学習セミナー 地域密着30年の信頼小学生から高校生までの受験・補修専門塾

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2010年の新年早々、高校入試が始まった。まずは県内私立の前期入試が16日に解禁された。前期入試重視の私立入試だけに、19日までの前期日程で事実上県内私立入試は幕となる。今年は高校(公立)無償化が実施される初年度とあって、私学の先生方の表情も重く苦悩は深い。私学生徒にも補助金が出されるとはいえ、無料の公立と有料の私立の格差はあまりにも大きい。ましてや不況下の2010年入試である。
当塾の受験状況ももっぱら公立志向だ。これまでなら私立志望者が3割はいるのだが、今年は1割に届かない状況だ。そのうえ併願受験をせず公立一本勝負といった受験生も少なくない。一昔前なら考えられぬ事態だ。さらに複数の私立受験を予定している者も、県内の前期受験で合格がでれば、後期入試や都内入試はあえて欠席してしまうのが実情だ。大手進学塾ならば合格実績を残すため、成績上位者に私立複数受験を強制するところであろう。当方にはそのような発想はないので、必然的に受験校が大幅減少である。正直なところ、日頃お付き合いのある私学の先生方には申し訳ない事態だ。
今年は公立高校の特色化選抜最後の年である。来年は2月15・16日に「前期選抜」が5教科共通問題で実施され、ここで定員の約半数に合格内定が出される。「後期選抜」は3月2日の実施だ。この選抜でも5教科の学力検査が課される。このように徹底した学力重視の選抜制度に移行する。そのあまりもの急変ぶりには驚かされる。
学力といえばその定義には百論あるが、先日新聞紙上で興味のある意見を目にしたので紹介させていただく。昭和大学の坂東学長によると、学力には基礎、応用、創造の三つのレベルがあるとのこと。たとえば、単語を知り漢字が書けるのが基礎。漢字を使い文章を書けるのが応用で、小説や詩で表現するのが創造である。早い段階で基礎を作り備えるべきだが、現在の日本は、土台となる基礎学力が危機的な状況だと指摘された。まことに明解な論旨でおおいに共感した。
全体の学力を底上げするには、勉強してよかったと思える仕組みとモチベーションが必要であろう。入試制度改革がはたしてその第一歩になるか、注意深く関わりたいと思う。 (志厚)

AIM通信291号2009.12.20_ページ1.jpg AIM通信291号.pdf

今年も一年が瞬く間に過ぎた。年を追って時の経つのが速くなるのはだれもが指摘するところだ。11月11日の誕生日で還暦を迎え、その感がいっそう強い。人生のお折り返し点を過ぎると終焉にむかって坂を下りはじめる。すると徐々に時の流れに加速度がつくのではないか、というのがこの歳になっての結論である。
60といえばサラリーマンなら定年をむかえる歳。人生第二のスタートといったところだが、幸か不幸か定年のない仕事をさせていただいている。それも子供たちを相手の仕事だけに、世間の皆様よりはいくらか気は若いと思っている。別な言い方をすれば成長がないとも言えるが。しかしながら、キャリアを重ねることが塾講師として意味があるとは思わない。生徒に活力を与えるのが講師の仕事である。生徒に活力をもらうようになっては、塾講師としては晩年であるといえよう。生徒の立場になれば、おじいさん・おばあちゃん先生よりは、お兄さんお姉ちゃん先生に教わるほうが良いにきまっている。年齢を重ねること、キャリアを積むことは決していいことではないと思う。
今年の漢字に「新」が選ばれた。AIMでも毎年、今年の漢字の応募を受け付けていた。しかし、主催者の漢字検定協会の不祥事が話題になったので、今年はいかがなものかととりやめていた。協会も協会で知らぬ顔でいつものように「今年の漢字」の募集をはじめ、そして「新」である。ほんとは「疑」だろと突っ込みたくなったが、現在の協会の体制としては「新」と宣言したいのだろうと納得した。政治も経済も「新」の本領を発揮してもらいたいものだ。
高嶋哲夫というミステリー作家をご存知だろうか。小生と同年で全国学習塾協同組合の役員仲間である。かれは慶応の工学部の大学院を出て日本原子力研究所の研究員となった。その後アメリカの大学で学業の幅を広げたが、忽然と研究畑をすて塾業と作家業の二足のわらじを履いた。1999年「イントウルーダー」でサントリーミステリー大賞を受賞し、作家として独り立ちをした。2007年には「ミッドナイト・イーグル」が映画化されるなど活発な作家活動を続けている。彼が12月10日、幻冬舎から書きおろし歴史小説「乱神」を発刊した。元寇の乱を奇抜な視点で描いた傑作である。先日これを入手し今没頭している。年末年始をはさんで歴史小説を読破されてははいかが。ぜひお薦めしたい一冊である。志厚)

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