AIM(エイム)学習セミナー 地域密着30年の信頼小学生から高校生までの受験・補修専門塾

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AIM通信304号 表紙.gif  AIM通信304号2011.1.22.pdf

17日に県内私立高校の前期入試が始まり、早くも高校入試は本番を迎えた。1ページで紹介の通り、今のところ受験者全員の合格が確認でき、幸先の良い滑り出しである。これに続く都内私立入試でも全員の合格が見込めるので、私立入試については万々歳となるであろう。この勢いを3週間後に迫った公立前期入試につなげたいものである。

さて、先日学習塾向けの教材展示会が開催されたので出かけてみた。今年の教材展は小学校の教科書改定が目玉である。ここ数年日本の子どもたちの学力低下が指摘されてきた。文科省もこれまでの「ゆとり教育」を方向転換し、いわゆるPISA型学力(主要先進国が参加する学力比較テスト)の養成に力点をおいた指導要領を施行することとなった。

これをうけて教科書も大改訂となり、業界ではこれを「教科書維新」と称している。もっとも典型的なのは前代未問のページ数の増加である。国算理社の4教科の教科書総ページ数でみれば、2002年には3090ページであったものが今年の教科書改訂では4645ページになっている。これを「1.5倍教科書」と呼ぶ。また教科書の体裁が変わったことも話題だ。これまではB5サイズであったものが一回り大きいAB版になり、上下分冊であったものが合本になる例もみられる。TVコマーシャルで一回り大きいランドセルが強調されているが、なるほどこれまでのランドセルは窮屈で悲鳴をあげるのではかと思われる。

また質的な変化も見逃せない。算数を例にとってみると、まず計算力が徹底的に強化される。教科書によっては「4桁×4桁」も出題されている。割り算についても「3桁で割る」計算まで要求をしている。一時話題となったおよそ3の円周率も3.14で復活である。次に「思考力」を伸ばす問題も増え、ことに図形の問題では中学入試並の問題も散見できる。さらに、身近な素材をテーマにした文章を、あるいはグラフ・資料を読み取り、解答を説明させるといった問題が登場している。

さて、この教科書を学校の現場ではどの程度消化できるであろうか。授業時間数そのものはそれほど増えるわけではないので、現実には放課後にその負担が増すのではないかと懸念されるところだ。塾や家庭学習といった学校外の学習の取り組みしだいで、ますます学力格差が広がりそうである。(志厚)

AIM通信303号2010.12.20_ページ_2.jpg  AIM通信303号2010.12.20.pdf

12月15日から、私立高校の入試相談が始まり、私立推薦入試が事実上開始された。さてその直前日になって、受験生の保護者の方から連絡が入った。担任から併願推薦の基準内申が足りていないので、他の受験校の願書を取り寄せろとの指示だという。お話しによると、内申が2ポイント足りないのだという。しかしその高校は部活動の活動実績等の特記事項から、交渉できる範囲内と判断できたので、高校の募集担当者に電話を入れ事情をお話しした。すると3時間後には高校の先生がAIMまでこられた。中学校へ担当者を行かせ担任と面会したとのこと、そしてやはり内申は足りていないとの報告であった。ただしぜひ出願はさせてほしい、その上で書類選考したいとのお話であった。その結果当初の予定通り併願推薦校を変更することなく、受験機会を逃さなくて済んだのである。このように推薦入試には熱意という加算点があることを留意しておきたい。

千葉県の公私立高校入試は波乱含みの展開となりそうである。特色化選抜廃止でいくらかの混乱は予想されたのだが、こんな形で現れるとは想定外である。つまり私立単願受験者とこれと相反する公立一本受験者の急増である。38名の受験生の内、私立単願希望はなんと11名と3割である。一方公立一本で私立の併願受験をしない者が8名と2割を越えるのである。これはAIMだけのことでなく、仲間の塾でも同様の傾向が現われているとのことで、これまで経験のない状況である。

ではその原因はどこにあるのだろうか。私立単願者の増加は特色化選抜廃止の影響が直接現れたものだろう。特色化選抜では内申が威力を発揮していたのだが、内申の使い道が私立単願入試に絞られたのである。それに公立前期入試の壁の高さが、公立入試を回避し私立単願に走らせる心理的要因となっているものと想像できる。

一方で公立一本受験増加の背景は何であろうか。経済面で私立には進学できない、ならば私立の併願受験も受験料だけ無駄だとの判断であろうか。かつては公立第一志望者も、私立を併願受験するというのが受験常識であったのだが。公立入試が前期、後期の二期制となったこともその背景にあると思われる。前期でだめなら後期でなんとかなるだろうといった、根拠なき楽観主義が垣間見えるのだが。受験指導をするものとしては少々やりにくい状況である。(志厚)

AIM通信302号 表紙.png  AIM通信302号2010.11.20.pdf

埼玉県岩槻市に開智学園という私立中高がある。ここに関根さんとおっしゃる校長先生がおられる。縁があって関根校長の講演を聞く機会があった。たいへんおもしろく興味のある内容であったので、その講演の導入部を紹介しよう。

まず関根先生だが、この方は埼玉県の県立高校の校長から転じた方である。第一印象は、とても公立学校で校長職を経験されたとは信じがたい、なかなか型破りな人物である。

関根先生は生徒や保護者ばかりでなく、現職の教員や我々のような塾人にも、自らの学びの実践ノウハウを伝授されている。それは「学びのサプリ」と名づけられた教育実践手法である。このサプリは、生徒を対象とした「小中高生サプリ」から始まり、保護者を対象とする「親サプリ」、教師を対象とする「教えのサプリ」と形を変え、さまざなフィールドで「心身合一の学び」を説いている。

まずサプリを受ける姿勢づくりとして、ステップ1で学びのための身体づくり、「サプリ体操」で心身をほぐすことからスタートする。

これに続くステップ2では「メモ もぎとり うなずき」を提唱する。授業や講演を受ける、あるいは読書をするという場面ではこの3点が重要だと強調する。「メモ」はやみくもに沢山とること、→や○印などを多用すること、三度読み返すことを実行せよという。「量が質に変化する」と断じる。「もぎとり」とはメモの需要と思えるところやキーワードをチェックし、ペンで囲んだり色を入れたりして加工を加え、重要な点を頭にたたき込むことだという。そして「うなずき」は「なるほど、なるほど」とつぶやきながらメモを読む方法で、心から納得した時にはさらに首を縦に振れという。つまり心を開いて素直にならないと身体の中に言葉が入っていかない。うなずきの行動で素直な気持ちが生まれると力説する。そしてこの3点の暗記と暗唱を実行することで習慣化、身体化が図られ、その結果、人の行動が変わり人間が変わっていく。つまりこれが人の成長であり学習の成果だというのだ。受験生にとっても「メモ もぎとり うなずき」が志望校突破のキーワードとなるであろう。 (志厚)

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