AIM(エイム)学習セミナー 地域密着30年の信頼小学生から高校生までの受験・補修専門塾

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通信314号 表紙.jpg 通信314号2011.11.20.pdf

 本文中で「今年の漢字」を紹介したが、石巻の出前寺子屋でも老若男女24名の皆さんに、今年を象徴する漢字一字を選んでいただいた。複数回答をあげてみると、「絆」「震」「失」が3点、「命」「援」「災」「波」「支」「崩」が2点となっている。今年は震災の年との認識は、被災地に限らず日本全国共通のことであろうが、その受け取り方には大きな隔たりがある。「失」を選んだ中学生の姉妹は「大地震で色々なものを失ったから」と理由をそえているが、これが自分自身の体験であるだけにその思いは深い。「絆」を選んだ60歳の女性は「今回の震内で被災。なんと言っても家族・地域の絆が深まり、考えさせられた一年」と答えている。一方で「援」を選んだ女性は「震災以降、自衛隊の方々各県警の皆様、ボランティアに来て下さった方々、全国の勿論世界中の人々に感謝です」と結んでいる。謙虚にして慈悲深いお言葉である。このような言葉に出会うとこちらが「応援」されてしまうのである。

 出前寺子屋漢検合格講座も12月20日のスクーリングをもって、7回目の活動となる。石巻行きは毎回日帰りで、訪れるのは市役所、仮設団地集会所そして被災地門脇地区に限られているので、石巻の多くを知らない。隣接する女川や牡鹿半島にも足を運びたいのだが、なかなかその機会を持てないでいる。

 先般学習塾団体の研修会が茨城県のつくば市で開催された。研修テーマのひとつがNIEであった。NIEとはNewspaper in Educationの略で、新聞を授業の中で活用する運動である。研修会では具体的な素材として、朝日新聞4月12日の朝刊に掲載された一枚の写真がとり上げられた。津波で母と祖父母を亡くした陸前高田市の女子高校生が、がれきを背景にトランペットを握りしめて涙ぐんでいる写真である。震災から一か月後の4月11日、海に向かってZARDの「負けないで」をトランペットで吹いたと解説がある。この写真にタイトルをつけようというのが授業のテーマである。震災関連記事と写真から受けたインスピレーションを、自分の感性で表現しようというものだ。今回の大震災の悲劇も、新聞という素材とこれを活用する知恵で、子どもたちの心の教育に活かされれば、せめてもの救いとなるであろうと思う。(志厚)

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