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夏期講習会が始まると同時に、ロンドンではオリンピックの幕開けとなった。東京とロンドンの時差が8時間とあって、ロンドンの午後5時がこちらの深夜1時となる。そんな事情で連日真夜中の時間に、決勝戦などの重要な試合の実況中継が入る。おもわずこれにつき合い、寝不足の日々が続いた。ことに夏期講習会は午前9時から授業が始まる。いつもは夜型の塾の生活が朝型に一転しているのだから、調子をくずすわけである。だが生徒の手前弱みを見せるわけにはいかない。
ところで今回のオリンピクは、史上初38個のメダル獲得でおおいに沸いた。ことに女子サッカー、バレーボール、卓球、バトミントンに代表されるように、女子と団体の活躍が印象的だ。ニッポンは天照大神の神代の時代から、女性優位の国とか。チームワークを生かしての女性の競技に、そんな「神話」が証明されたようだ。
本号でも紹介をしているように、2学期には各所で進学相談会が開催される。私学中心の相談会であることが多いのだが、ここ数年は公立高校を交えた相談会も増えて来ている。千葉学習塾協同組合では10月21日に、千葉市で公立高校だけの個別相談会を予定している。
ところで、有楽町の東京国際フォーラムで、18.19日に開催されていた進学相談会に出かけてみた。主催が東京私学中高協会なので、日頃交流のある都内私学の先生方へのご挨拶も目的のひとつであった。例年このイベントには6万人を超える受験生と保護者が集まる。相談ブースを設ける私学の数は423校を数え、首都圏最大の進学相談会である。私学の数が400校を超えるとは、さすがに東京は巨大である。ご承知かと思うが、石原都政下で公立中高の改革が駆け足で進行している。それでもいまだ私学優位であることは変わりはないのが、都内の進学事情である。国際フォーラムの広大な展示場に溢れる受験生の波を目の当たりにすると、そのことを実感する。このイベントは、都内の受験生の教育熱の高さと、これに応えようとする私学の皆さんの努力と熱意をよく伝えている。(志厚)
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