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千葉県八街市に千葉黎明高校という学校がある。50キロも離れた八街の学校であるから、東葛地区から通学する者はまずいない。11月17日、創立90周年のお祝いがあると知らされ訪問をした。というのは、以前渋谷幕張におられたO先生が、現在副校長として勤務をされておりお誘いをいただいたからである。先生とは20年以前に娘の恩師であったことから交流が続いている。お住いも松戸市内ということもあって、年に数回AIMにも立ち寄られる。そのおりはいつも、鉢植えの花をお土産にもってこられる。黎明高校には生産ビジネス科と称する職業科があり、園芸農業実習が行われている。そこの生徒が育てている花をお持ちになるのである。

創立90周年、大正12年の創立だそうで、この年は関東大震災の大惨事が発生した年である。創業者は現理事長の祖父にあたる西村繁という方である。その当時早稲田を出て、アメリカとヨーロッパに留学をされたというから、素封家の出身であったのであろう。デンマークの農業に感銘を受けた彼は、帰国するや29歳の若さで八街農林学園を開校するのである。八街および北総地域の、農業技術と後継者を育てるのが創立の目標であった。

私学にはいずれも建学の精神というものがある。それを凝縮したものが校訓であるが、黎明高校のそれは「文武両道」と「師弟同行」である。文武両道は言わずもがなだが、師弟同行(どうぎょう)とはなかなか味わい深い言葉だ。教師と生徒がともに活動することで、互いの信頼関係を確立するということである。

学校は北総台地に東の端にある。北総台地の西の端が松戸市であることを思えば、じつは縁が深い。江戸の時代、この北総の台地は徳川幕府の御料牧場であったそうだ。八柱に陣屋前という地名がのこっているが、御料地管理のための陣屋がおかれていた名残である。明治維新後、広大な牧場に開墾団が入植する。そして初富、二和、三咲、豊四季、五香、六実、七栄と順に地名が付けられ、その八番目が八街というわけである。ちなみに柏市の十余二という地名も、これに由来するものだ。

さて、黎明高校の九十周年の式典だが、数百名の来賓に在校生800名も同席して体育館で執り行われた。あいにくの雨模様であったが、まさに「師弟同行」、心あたたまる式典であった。

-初時雨屋根打つ音や記念式-  志厚

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