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大阪市立桜の宮高校で、バスケット部員が顧問から体罰を受け自殺に至った事件で、橋下大阪市長の言動に注目が集まっている。桜の宮高校は普通科定員160名に対し、体育科同80名、スポーツ健康学科同40名と、きわめて体育系の色合いの強い学校だ。千葉では市立船橋が体育系に特色のある高校として知られているが、体育科の定員は80名である。このことからも、桜の宮がいかに運動系に力を入れている学校かがうかがい知れる。

そんな学校で体育系2科120名の入試を中止しろと言うのだから、反響も大きい。橋下市長は「伝統をすべて断ち切らないと新入生は迎えられない」とし、「こんなことで募集を続けるのは大阪の恥」とまで言い切るしまつだ。文科省もことここに至って、黙ってはおれなくなったのであろう。下村大臣は「出願時期直前の中止は重大な影響がある。そのことも踏まえて判断してほしい」とくぎをさした。 下村さんは学習塾経営が前身で、長きにわたって文科行政にかかわっており、教育問題には一家言をもつ人物である。

教育の現場にいまだに体罰は存在することは、皆うすうすわかっていることだろう。体育系の大学を出た体育教師のなかには、「伝統的」に「体罰」のなかで教育を受けた方も多いであろうことも推測できる。なにもその「伝統」を自分がかかわる教育の現場に持ち込むことはない。橋下さんが言うところの「伝統」がこれをさすのであれば、彼の論も容認できよう。

しかしながら橋下さんという方は、ともすると極端から極端に突っ走る癖がおありのようだ。そのあたりが彼の評価を二分する点であろう。

連日の報道によると、橋下市長は持論を取り下げる様子もいまだない。21日には高校へ赴いて直接生徒に説明をする、といった行動をとるようだ。一方世間はというと、受験生に罪はないのだから進路を断つような選択はすべきではない、というのがどうやら大勢のように思える。さてさて皆さんはどうお考えだろうか。最終的には学校設置者である市教育委員会が決断を下すことだが、入試が一カ月後に迫っている中、関係者は皆さん頭を痛めていることだろう。(志厚)

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