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この秋大いに話題になったのは、何といってもノーベル賞だろう。幸先良く物理学賞に日本人3人が選ばれた。だが、文学賞で最有力と言われていた村上春樹氏は、今年も無念な結果となった。

これまでにノーベル賞を受賞した日本人は22名(受賞時点で外国籍であった2名を含む)。ちなみに自然科学系(物理、化学、医学生理)19名、人文科学系(文学、平和)は3名。受賞者の学歴をみて驚くことがある。以下列挙してみる。東京大学7名、京都大学6名、名古屋大学3名、東京工業大学、東北大学、北海道大学、神戸大学、長崎大学、徳島大学各1名。

ここで気づくのは全員が国立大学の卒業者である事実だ。早稲田、慶応といった私大の雄もその影さえない。村上春樹氏が受賞を逃したのが残念であったのは、彼は早稲田卒なので、私大卒の初受賞者の栄誉をもとり損ねた点である。

さて、手元に私の母校である愛媛県立大洲高等学校の同窓会名簿がある。この昭和48年の卒業者の中に中村修二なる名がある。そう、彼こそが今年の受賞者のお一人、現アメリカ・カリフォルニア大学のDr.Nakamuraである。5年後輩になるので「おい中村君、どうも谷村さん」といった関係でないのが残念だが、話のネタとして申し分ない。

中村さんは愛媛県の佐田岬半島の中ほどにある伊方町の生まれ。大洲で高校までを過ごし、徳島大学に進学する。修士課程を終了後地元の中堅企業、日亜化学工業に就職する。そしてその後の紆余曲折はよく知られている。

2000年に会社を辞めアメリカで研究生活に入り、ついには米国籍をとることとなる。「四国のだれも知らない高校と大学を出て、ローカルな企業に勤め、四国を出ることのなかった」と自認する男が、四国ばかりか日本までをも飛び出して、そして今回の快挙である。彼をここまで突き動かした原動力は何であったのか。「発光ダイオード」それも「青色のLED」との出合がそれであろう。LEDが活用されている信号機のごとく、「青色」こそが前進のサインであったのであろう。(志厚)

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