AIM(エイム)学習セミナー 地域密着30年の信頼小学生から高校生までの受験・補修専門塾

〒270-2231 千葉県松戸市稔台1-14-1 サンライト稔台1F TEL.0120-8160-14
通信356号2015.5.20_ページ_1.jpg通信356号2015.5.20.pdf

手元に全国47都道府県の公立高校入試の選抜方法一覧資料がある。これによると前期+後期2期選抜は14、推薦+学力試験の2回入試26、一本化7となっている。なお、一本化への移行を予定しているところが4県ある。埼玉県では2012年度から、神奈川県では2013年度から入試が一本化された。受験倍率は埼玉では1.15、1.17、1,18倍とわずかながら上昇傾向だ。神奈川では1.17、1.18倍が記録されている。ちなみに千葉県の2014年度入試の受験倍率は、前期選抜で1.83倍、後期は1.39倍と他県と比べたいそう高い。

実はここに前後期2期選抜のマジックとも呼べる現象がある。たとえば100名募集の高校に120名の応募者があっと想定しよう。1回入試であれば単純に倍率1.2倍となる。ところが2期選抜だと、前期募集枠が60%の60人の場合、志願者120人全員が受験すると受験倍率は2倍なる。次に後期選抜では募集人数は40名となり、これに受験者は前期不合格者の60名だとすれば、倍率は1.5倍となる。募集枠と志願者の関係でみれば1.2倍のはずの倍率が、ずいぶんと高くなるのである。これが前期後期2期選抜の倍率のマジックのネタ元である。

複数の受験機会を歓迎する受験者と保護者が多い。だが、1回入試であれば1.2倍の倍率が2回入試だとこう化ける、はたしてこのことを受験者本人はどう思うであろうか。

さて、1面でふれた「第3の道」だが、改善協議会の公式議事録にある「1回か2回という議論は、正論と正論のぶつかり合いなので、兵庫県の例やiBTのような方法を参考として、第3の道を考えていただきたい」という発言を受けたものだ。iBTとはインターネット経由のテスト形式を言うようだ。兵庫県の例とは、一般入試に「複数志願選抜」と「単独選抜」を併用する制度である。ちなみにお隣の茨城県でも、一般入試に「共通選抜」と「特色選抜」の2階層のシステムを採用している。なお「特色選抜」とは部活動等の推薦入試と同種の選抜方法である。(志厚)

カレンダー

リンク