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熊本大震災が勃発しここ数日落ち着かぬ日々が続いている。5年前に東日本大震災を体験した関東地区に住む我々も、大震災の恐怖は容易に想像できるところだ。

ところで今回の地震騒動で、中央構造線なる言葉が流布している。中央構造線とは関東から九州に連なる断層系だ。私の故郷の愛媛県の長浜町の沖合を抜け、松山付近から四国に上陸し、香川の南部から徳島を貫いている。

長浜町から佐田岬を九州方面へ南進すること十数キロの地点に、四国電力伊方原発がある。大断層系のすぐ脇にある原発は、このような地震騒ぎが起こるとまことに不気味である。ちなみに一昨年ノーベル賞を受賞した青色ダイオードの中村修二さんはこの伊方のお生まれ。お父さんが四国電力のエンジニアとあるので、原発建設時のスタッフであったのではないかと推測できる。中村さんは小学校から近隣の大洲市に引っ越し、小生の母校である愛媛県立大洲高校を卒業された。同校のOB の後輩なのだが、残念ながら学年が違うので面識はない。

中央構造線の話のついでに、もうひとつエピソードを。伊方の東側に西宇和郡磯崎(いさき)という小さな漁村がある。ここは私が生まれ育った長浜町出海(いずみ)の隣村なのだが、ここに一人の偉人が生まれた。その名を二宮敬作という。だが、はたして何人の方がご存じであろうか。江戸の末期、かのシーボルトに学んだ洋学者である。開国論者であった二宮は、シーボルト事件に連座し長崎払いの刑罰を受けた国事犯であった。後年は南伊予の卯之町の町医者となった人物である。彼が歴史の中央にも名を残すことになるのは、シーボルト帰国後その娘イネの養育者となり、蘭学と医術を指導したからである。

九州に向って伸びる腕の様な佐田岬の中程、中央構造線にそったこの寒村地区に、二宮敬作が生まれその後百年を経て、中村修二という研究者が登場する。そこに四国電力の伊方原発まで顔をそろえると、よくもわるくも役者がそろったものだ。(志厚)

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