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先日友人に誘われるまま「東京下町の橋をめぐる」なるベントに参加した。これはなにかというと、釣り船を一船貸し切って、隅田川、荒川、小名木川、日本橋川、神田川といた東京下町を流れる川にかかる橋を水上から見学しようというものだ。朝10時に浜松町の船宿を出発し午後3時まで、計5時間ノンストップで川を巡る強行軍であった。

このイベントの主催者は「勝どき橋を上げる会」という。かつて可動橋であった隅田川下流の勝どき橋を、なんとか昔の形に戻し橋を上げたいと夢見る、おじさんたちにの集団である。ところがこれがたんなるおじさん集団ではない。橋梁土木を専門とする技術者たちで構成される集団なのである。今回のイベントでも主な橋をくぐる際には解説がつくのである。それも橋梁界の重鎮である伊東日本大学名誉教授が解説を担当されるとあって、大学のゼミ旅行の体なのである。

巡航コースを紹介すると、浜松町から隅田川をいったん上り、越中島を経由してお台場レインボーブリッジに向う。さらに東京湾を横切り東京ゲートブリッジを通り江東区豊洲の運河群に入る。ここから荒川に抜けこれを遡上し、ここからハイライトの荒川ロックゲートを通過して旧中川から小名木川に入る。ロックゲートとは荒川と旧中川の水面差約3mの水位を調整する施設である。小名木川は江戸時代に掘削された中川と隅田川をつなぐ運河で、ここにも扇橋閘門とよばれる水位調節の設備が置かれている。

ようやく隅田川に入ると、ここから日本橋川に入り日本橋の下をくぐる。さらに内陸を進み江戸城外堀の一橋から水道橋に向い神田川に合流する。神田川を下るとお茶ノ水聖橋下から浅草橋そして隅田川に戻ってくるのであった。

隅田川にかかる橋は屋形船からいつも見る風景で目新しい物はない。しかし今回のルートでは、始めての出合いが多く感動的であった。5時間をかけて東京下町を水上から眺めていると、姿かたちは大きく変貌はしたけれども、江戸の町並みがほのか見えてくる。江戸は広大な水の都であったのだなと実感させられた。なにごとも視点を変えて見ると、見えないものも見えてくるのだと教えられた思いだ。(志厚)

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