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-震災日盛り土の地にも蕗の薹-

今年も3.11の日が巡ってきた。大震災から7年を経て、被災地はいまだ復興の途上にある。宮城県石巻市で学習復興支援「出前寺子屋」を開設したのが2011年8月16日であった。依頼6年半を経て現在も、谷村和枝が代表としてふた月に一度の寺子屋活動を継続している。

3月18日、寺子屋にとっては大きな節目を迎えた。というのは4人の高校3年生が卒業の年を迎えたのである。彼らのうち3名は小6から、残りの一人は中1からの寺子屋の受講生であった。  Hさんは隣り町の女川で被災、自宅を流失し石巻に移住した。聡明な3人姉妹の末っ子で、昨秋11月早々と仙台の県立宮城大学へAO入試で進学を決めた。 Sさんは石巻市内在住の被災者で母親が中国の方なので北京語が堪能、4月から進学する筑波大学社会国際学部で日・中・英のトライリンガル完成を目指す。 石巻市内で祖父母と生活をするM君は、漢検、英検ともに準1級を取得し語学に抜群の才を発揮した。東北大学を第一志望していたが「センター試験で失敗」(本人談)、やむなく山形大学へ進路を変更することになった。彼ら3名はともに市内随一の進学校である石巻高校に在籍していた。K君は市内最大の津波被災地区である南浜の自宅を失った。以来6年、出前寺子屋のある仮設開成団地で家族4人の仮設住宅暮らしをおくっていた。そのせいもあり寺子屋第1回からの受講生で、復興住宅地に建てた自宅に引っ越した現在は、小5の弟も寺子屋生である。K君は語学に特化した才能を秘めていた。寺子屋で漢検と英検の挑戦に芽生え、商業高校へ進学した後も検定挑戦の意欲は衰えなかった。そして商業高校在籍中には、英検漢検ともに2級合格者として学校で唯一の存在となった。彼は市内の製造業企業へ就職を決め、他の3人よりひと足早く社会人として旅立っていくことになった。

彼らと出合ってから6年、彼らの成長を見守りながら、新たな進路に立ち会うことが出来たのは、出前寺子屋活動の大きな産物であったと実感している。ことに、寺子屋の代表者として全ての活動を主導した谷村和枝にとっては、孫のような世代の4人の子供たちの旅立ちは、感無量であろう。そしてさらに1年、寺子屋活動は継続される。

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