AIM(エイム)学習セミナー 地域密着30年の信頼小学生から高校生までの受験・補修専門塾

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AIM通信308号で、仙台を訪問し宮城県の被災塾の先生方と話し合いの場を持ったこと、仙台市若林区荒浜地区を訪問し津波の惨状を目の当たりにしたことをお伝えした。それは震災2カ月後の5月8日のことであった。その折には和枝先生が同行した。さらにそれから2カ月の時を刻み、震災後4カ月を経て和枝先生は単独で宮城県石巻市を訪問した。

日頃から参加しているボランティアグループのつてをたどり、石巻市のボランティア団体のリーダーであるK氏をご紹介いただいたのである。

10日、K氏とJR仙石線松島海岸駅で落ち合い、氏の車で石巻に入ることができたのである。車中から市内の津波被災地区を案内していただき、市立湊小学校に向かった。学校は1階部まで津波の浸水があり、小学校としての機能は失われた。現在は教室が長期の避難所として使われており、グランドの片隅には仮設テント風呂があるなど比較的大きな避難所である。

ここで入所者のおひとりAさんをご紹介いただき、震災時のご様子をお聞きすることができた。Aさんは75歳の男性だが、自宅を津波で消失されている。その後持参した素材を使って、フラワーアレンジメントを実施した。参加者はその時点で在住しておられた女性5名であった。これは普段から頻繁に実施ているボランティアプログラムなので、戸惑うことなく順調な活動が実施できた。このときの訪問は、K氏と親しく交流できたこと、避難所である湊小学校にパイプができたことなど、初めての訪問にしては収穫が大きいものであった。

翌週の17日、和枝先生は再び石巻を訪れた。今回はK氏の同行はなく単独行であった。松島海岸駅から代行バスに乗り継ぎJR石巻駅に到着。松戸を出て約6時間の行程である。ここでタクシーに乗車し、先週と同じ湊小学校に向かった。Aさんと再会しBさん(女性)を紹介していただき、別な震災体験をお聞きすることができた。その後図書室を会場に前回と同様フラワーアレンジメントを実行できた。参加者は大人7名子供2名であった。フラワーアレンジメントにこだわるのは、「生花は心のセラピスト」という言葉を信じるが故である。

震災支援ボランティアは短期で終息するものではない。支援が受け入れられる力のある人々に寄り添いながら、それぞれが身の丈に沿った行動を継続することが重要であろう。次の訪問は夏期講習前期明けになるだろうか。(志厚)

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東日本大震災勃発から40日を経過したが、この震災の甚大さに呆然とするばかりだ。死亡者と行方不明者は合わせて3万人に迫ろうとしている。

三陸海岸の町の多くは、大津波で壊滅的な被害を受け、復興には莫大な時間と費用を要することになった。地学的視点でみると、あのリアス式海岸の美しさは、この様な自然災害の繰り返しにより形成されていたのだと認識することとなった。あの宮古の浄土ヶ浜の景観はどうなったであろうか。インターネットで浄土ヶ浜ビジターセンターにアクセスしてみると、陸中海岸国立公園の景勝地の災害以前の見事な美観を表示してくれる。それはまるで時間を忘れたかのような別世界の光景である。このような自然美とは、自然に関わる人間の悲しみの量に比例するということであろうか。

支援の輪が世界的な規模で広がっている。皆さんも様々な場面で義援金を募金されたり支援物資を提供したりといった経験をされていることだろう。

AIMが所属する全日本私塾教育ネットワーク(私塾ネット)では、教育分野に特化した義援・支援策を進めてようとしている。全国の加盟塾の義援金を集約して、まず義援活動として震災遺児の学習を応援する「あしなが育英基金」への募金を予定している。被災地の要請に応じる形で、学習テキスト類を届ける活動も実施中だ。すでに気仙沼からの求めに応じ、小学生テキスト90冊、中学生テキスト300冊を届けた。気仙沼にあるゴトウ学習塾さんには、全国から3万冊を超える参考書、テキスト類が集まっており、個人ばかりでなく塾や学校へこれらの教材を配布している。現地にしっかりと足を下ろした、ボランティア活動の実践である。

被災塾への応援も今後の支援策プログラムのひとつだ。そのためには現地での塾の被災状況が把握されなくてはならない。今仙台を中心に被災塾のネットワーク化が進行している。春の遅い北国でも新学期が始まった。震災が春休み直前であったこともあって、教育分野での支援は後回しになった感があるが、これから被災地での教育支援が大きなテーマになってくるものと思われる。我々は民間教育の立場で、復興支援に関わりたいと思っている。がんばろう、地域教育。(志厚)

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公立前期選抜入試は2月15.16の両日実施された。入試初日の15日は前夜からの大雪が残り、武蔵野線は朝から運休となるなど、交通網は大混乱となった。そこで入学試験は、全県で1時間遅れの開始となり、受験生にとってはいきなり出ばなをくじかれることとなった。雪道を寒さに凍えながら入試会場へ向う者、寒々とした教室で1時間遅れの開始を待つ者、いずれも不安を抱えての初日となった。おもえばこの学年は、新しい入試制度の第一期生としての重圧、今回の試験当日の不運など、負担の多い学年ではある。

5教科の学科試験は15日一日で実施された。特色選抜廃止後の初の入試とあって、出題の内容や難易度に注目が集まった。

AIMでは当日午後5時から自己採点会を実施した。期待と不安の入り混じる中、受験生は採点に取り組んだ。当日採点にやってきたのは受験生のほぼ半数、試験の当日に採点をするのもなかなか度胸のいることだ。

さてその結果はいかがか。5教科500点満点で最高460点から最低180点まで、その格差の大きいこと。まさに実際の入試さながらの得点分布となっている。AIMの結果に仲間の塾のデータを加え、これを1月実施の統一テストの偏差値に照らし合わせてみると、偏差値50レベル、つまり受験生の平均点が270点前後と判断できた。過去3年間の平均点は265点、223点、238点であったので、今年の結果は最も高い数値となったようだ。これは今回の入試がやや易しかったことにくわえ、受験生の母体が変わったことによる結果だと思われる。母体の変化とは、昨年までは約半数の学力上位者が特色選抜で合格し一般受験を受けていないのだが、今年は全員受験の入試になっている点だ。合否発表は2月24日。果たしてその結果は如何に。受験生同様期待と不安が交差し、眠りの浅い日々が続いている。(志厚)

AIM通信304号 表紙.gif  AIM通信304号2011.1.22.pdf

17日に県内私立高校の前期入試が始まり、早くも高校入試は本番を迎えた。1ページで紹介の通り、今のところ受験者全員の合格が確認でき、幸先の良い滑り出しである。これに続く都内私立入試でも全員の合格が見込めるので、私立入試については万々歳となるであろう。この勢いを3週間後に迫った公立前期入試につなげたいものである。

さて、先日学習塾向けの教材展示会が開催されたので出かけてみた。今年の教材展は小学校の教科書改定が目玉である。ここ数年日本の子どもたちの学力低下が指摘されてきた。文科省もこれまでの「ゆとり教育」を方向転換し、いわゆるPISA型学力(主要先進国が参加する学力比較テスト)の養成に力点をおいた指導要領を施行することとなった。

これをうけて教科書も大改訂となり、業界ではこれを「教科書維新」と称している。もっとも典型的なのは前代未問のページ数の増加である。国算理社の4教科の教科書総ページ数でみれば、2002年には3090ページであったものが今年の教科書改訂では4645ページになっている。これを「1.5倍教科書」と呼ぶ。また教科書の体裁が変わったことも話題だ。これまではB5サイズであったものが一回り大きいAB版になり、上下分冊であったものが合本になる例もみられる。TVコマーシャルで一回り大きいランドセルが強調されているが、なるほどこれまでのランドセルは窮屈で悲鳴をあげるのではかと思われる。

また質的な変化も見逃せない。算数を例にとってみると、まず計算力が徹底的に強化される。教科書によっては「4桁×4桁」も出題されている。割り算についても「3桁で割る」計算まで要求をしている。一時話題となったおよそ3の円周率も3.14で復活である。次に「思考力」を伸ばす問題も増え、ことに図形の問題では中学入試並の問題も散見できる。さらに、身近な素材をテーマにした文章を、あるいはグラフ・資料を読み取り、解答を説明させるといった問題が登場している。

さて、この教科書を学校の現場ではどの程度消化できるであろうか。授業時間数そのものはそれほど増えるわけではないので、現実には放課後にその負担が増すのではないかと懸念されるところだ。塾や家庭学習といった学校外の学習の取り組みしだいで、ますます学力格差が広がりそうである。(志厚)

AIM通信303号2010.12.20_ページ_2.jpg  AIM通信303号2010.12.20.pdf

12月15日から、私立高校の入試相談が始まり、私立推薦入試が事実上開始された。さてその直前日になって、受験生の保護者の方から連絡が入った。担任から併願推薦の基準内申が足りていないので、他の受験校の願書を取り寄せろとの指示だという。お話しによると、内申が2ポイント足りないのだという。しかしその高校は部活動の活動実績等の特記事項から、交渉できる範囲内と判断できたので、高校の募集担当者に電話を入れ事情をお話しした。すると3時間後には高校の先生がAIMまでこられた。中学校へ担当者を行かせ担任と面会したとのこと、そしてやはり内申は足りていないとの報告であった。ただしぜひ出願はさせてほしい、その上で書類選考したいとのお話であった。その結果当初の予定通り併願推薦校を変更することなく、受験機会を逃さなくて済んだのである。このように推薦入試には熱意という加算点があることを留意しておきたい。

千葉県の公私立高校入試は波乱含みの展開となりそうである。特色化選抜廃止でいくらかの混乱は予想されたのだが、こんな形で現れるとは想定外である。つまり私立単願受験者とこれと相反する公立一本受験者の急増である。38名の受験生の内、私立単願希望はなんと11名と3割である。一方公立一本で私立の併願受験をしない者が8名と2割を越えるのである。これはAIMだけのことでなく、仲間の塾でも同様の傾向が現われているとのことで、これまで経験のない状況である。

ではその原因はどこにあるのだろうか。私立単願者の増加は特色化選抜廃止の影響が直接現れたものだろう。特色化選抜では内申が威力を発揮していたのだが、内申の使い道が私立単願入試に絞られたのである。それに公立前期入試の壁の高さが、公立入試を回避し私立単願に走らせる心理的要因となっているものと想像できる。

一方で公立一本受験増加の背景は何であろうか。経済面で私立には進学できない、ならば私立の併願受験も受験料だけ無駄だとの判断であろうか。かつては公立第一志望者も、私立を併願受験するというのが受験常識であったのだが。公立入試が前期、後期の二期制となったこともその背景にあると思われる。前期でだめなら後期でなんとかなるだろうといった、根拠なき楽観主義が垣間見えるのだが。受験指導をするものとしては少々やりにくい状況である。(志厚)

AIM通信302号 表紙.png  AIM通信302号2010.11.20.pdf

埼玉県岩槻市に開智学園という私立中高がある。ここに関根さんとおっしゃる校長先生がおられる。縁があって関根校長の講演を聞く機会があった。たいへんおもしろく興味のある内容であったので、その講演の導入部を紹介しよう。

まず関根先生だが、この方は埼玉県の県立高校の校長から転じた方である。第一印象は、とても公立学校で校長職を経験されたとは信じがたい、なかなか型破りな人物である。

関根先生は生徒や保護者ばかりでなく、現職の教員や我々のような塾人にも、自らの学びの実践ノウハウを伝授されている。それは「学びのサプリ」と名づけられた教育実践手法である。このサプリは、生徒を対象とした「小中高生サプリ」から始まり、保護者を対象とする「親サプリ」、教師を対象とする「教えのサプリ」と形を変え、さまざなフィールドで「心身合一の学び」を説いている。

まずサプリを受ける姿勢づくりとして、ステップ1で学びのための身体づくり、「サプリ体操」で心身をほぐすことからスタートする。

これに続くステップ2では「メモ もぎとり うなずき」を提唱する。授業や講演を受ける、あるいは読書をするという場面ではこの3点が重要だと強調する。「メモ」はやみくもに沢山とること、→や○印などを多用すること、三度読み返すことを実行せよという。「量が質に変化する」と断じる。「もぎとり」とはメモの需要と思えるところやキーワードをチェックし、ペンで囲んだり色を入れたりして加工を加え、重要な点を頭にたたき込むことだという。そして「うなずき」は「なるほど、なるほど」とつぶやきながらメモを読む方法で、心から納得した時にはさらに首を縦に振れという。つまり心を開いて素直にならないと身体の中に言葉が入っていかない。うなずきの行動で素直な気持ちが生まれると力説する。そしてこの3点の暗記と暗唱を実行することで習慣化、身体化が図られ、その結果、人の行動が変わり人間が変わっていく。つまりこれが人の成長であり学習の成果だというのだ。受験生にとっても「メモ もぎとり うなずき」が志望校突破のキーワードとなるであろう。 (志厚)

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5月19日の読売新聞朝刊教育ルネサンスの欄で、当世給食事情のタイトルで松戸市の中学校の給食風景が紹介されていた。市立中学校の選択方式の給食は全国的にみても先端的な取り組みだそうで、記事ではかなり好意的な取り上げ方をしていた。AIMの子供たちの会話の中でも、A,Bメニューの給食の話題がよく聞かれる。給食を楽しみにしている声が実感として届いてはいた。

選択方式の給食が導入されたのは1990年だそうで、95年には市内全校に広がったようだ。導入から20年が経つわけで、そういえば長女が河原塚中学校に通っていた頃、給食導入を巡る署名運動が活発に行われていたことを思い出す。そのおりの市民の願いが20年を経た現在このように評価されているのである。

ところでこのところ「食育」なる言葉を耳にすることが多い。食育という言葉自体は明治時代に造語されたものだそうだが、実感としては平成17年の食育基本法の成立以降であろう。知育・体育・徳育そして食育、学校教育における4つの柱として教育行政の中で大きな位置を占めている。

食事と学力の相関についての発言もよく耳にする。文科省が実施している全国学力・学習状況調査にもこの点が指摘されている。昨年の調査をみると、中学生で毎朝朝食をとる者は82.3%、あまりとらない、まったくとらない者は7.4%である。学力の相関集計では、例えば国語A問題では前者の正答率が79.1、後者が65.0、数学A問題でも前者が65.8、後者は46.8といずれも両者に大きな格差がみられることが確認された。

 ではなぜ朝食が学業に影響するのだろうか。中川八郎医学博士(大阪大名誉教授)はこう指摘する。朝の脳はガス欠状態であり、燃料を補給しないと活動しない。朝食をとらない者の多くは夜型人間で、エンジンがかかるのが午後の時間になっている。要するに朝食をとることで脳に栄養を補給し体温を上昇させ脳内活動を活発にさせるというのである。なるほど、学校での学習時間は基本的には午前中であり、試験等が実施されるのも同様である。入試勉強では夜型の取り組みもありであろうが、入試本番の時期には夜型から朝型へ変え、朝食もしっかりとるなど、生活のリズムを整えることの重要さがこのことからもうかがえる。
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AIM通信295号22.4.20B4.pdf

3月27日に今年度初めての試みとして、小学生対象のおもしろ体験教室「さいえんす&かるちゃーClub」を実施しました。
これは一昨年まで過去7年間毎週土曜日に開講していた、学習保育AIMくらぶの経験をいかした企画です。
第一回のサイエンステーマは「静電気の不思議」でした。当日参加した子供たちは定員いっぱいの10名、実験の指導は塾長と佐藤講師が担当しました。佐藤先生は都内の私立中高で、理科実験助手を務める東京理科大の学生講師です。今回の企画にはぴったりの人材です。
まず静電気を蓄電しての感電体験から。勇気のある女の子が皆を代表して実験に参加してくれました。つづいて静電気で水の流れが変わる実験。子供たちは興味津々で目をまん丸にして実験に見入っていました。(P3にその時の写真掲載)そしてお目当ては電気クラゲくらげ作りです。ビニールテープと風船を材料に、空中をふわふわ泳ぐクラゲ作りに挑戦です。先生の指導で思い思いに製作に没頭です。うまく泳ぐもの、いっこうに浮かんでくれないもの、出来具合はそれぞれでしたが興味深いひとときを過ごしました。
 第2部は和枝先生担当のABCレッスンとアルファベットカード作りです。小学生英語指導歴35年の大ベテランの指導で、楽しい英語レッスンになりました。アルファベットカードはAIMの専売特許ともいえる人気アイテムです。アルファベットの印刷された4センチ四方のカードに色付けをし、これをハサミで2分割します。このカードを机に広げ二人一組で、カードを探し集めABCを完成します。
 今回の体験教室は初めての試みとはいえ、長年毎週土曜に実施してきたAIMくらぶ延長戦とおもえば手慣れたものでした。子供たちと触れ合い興味深い体験を共有すること、町の教育機関としての塾にとっては不可欠の活動だと、あたためて実感したものです。次回は5月1日に実施予定です。メインは2005年に松戸で開催した、全国教育ボランティアの会主催の「理科実験教室親子の集」で人気を博した電気で動く不思議なタワシ「タワッチ君」作りです。小学生の皆さんの参加を募ります。(志厚)


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バンクーバー冬季オリンピックも中盤にさしかかった。大会前はこの競技にこの選手にメダルの可能性ありと、あいかわらず期待をもたせる報道ばかりだったが、現実はそう甘くはない。今のところ銀、銅各1個の成果、まあそんなものか。 それにしてもスノーボードハーフパイプ競技の国母選手の制服騒動のうるさいことうるさいこと。それはもう学校の服装検査を見るようだ。、たしかにあの腰パンにドレッドヘアでは目を引くには違いない。渋谷あたりでたむろしているのうてんきんなティーンならまだしも、二十歳を過ぎた大学生でプロ選手であれば、いささか世間の批判があるのもうなずける。しかしあのスタイルがスケボーダーの「制服」ではあるようで、ともに制服にこだわる日本人ならではの騒動ではなかろうか。競技の成績がもう一歩で、世間の批判を跳ね返すには物足りず、彼にとっては残念な結果であったろう。国の恥だと批判された主人公の名が「国母」というのも、もうひとつおまけで笑ってしまった。 オリンピック競技の中でカーリングが気になる。以前はなんと単調でつまらぬゲームだと思っていたが、ルールを知るにつけ面白さがわかってきた。相手のストーンをはじき飛ばしあるいは進路を邪魔しと、いささか意地悪な競技ではある。しかし、ストーンの動きがなにやら物理学的でプレイに戦略性が高くかつシューターとスウイパーの連携プレイもおもしろい。それにシューターをアップする映像に映る彼女たちの「眼力」も魅力的だ。公立高校入試も、特色化選抜の合格内定発表が終りいよいよ終盤である。先の面談のおりにもお伝えしたが、今年の高校入試は公立志向の色合いが強い。公立高校無償化、特色化選抜最終年度、景気低迷とあっては、私立高校の選択は厳しいものがある。18日一般入試の願書が締め切られた。県全体での倍率は、前年度と同じ1.35倍で一見変化がないように見える。ところが、AIM生徒の受験校だけしぼってみると、薬園台、県柏など15校集計で倍率1.52倍となる。県内でも郡部の倍率が低いため全県平均では1.35倍にとどまるが、東葛、市川船橋地区では1.5倍を超えてくるのである。 一般受験生18名を残すAIMにすると、数字上は6人の不合格者がでる計算だが...。そんな悪夢はなんとしても阻止したいものである。

 

AIM通信292号2010.1.21_ページ1.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像  AIM通信292号.pdf

2010年の新年早々、高校入試が始まった。まずは県内私立の前期入試が16日に解禁された。前期入試重視の私立入試だけに、19日までの前期日程で事実上県内私立入試は幕となる。今年は高校(公立)無償化が実施される初年度とあって、私学の先生方の表情も重く苦悩は深い。私学生徒にも補助金が出されるとはいえ、無料の公立と有料の私立の格差はあまりにも大きい。ましてや不況下の2010年入試である。
当塾の受験状況ももっぱら公立志向だ。これまでなら私立志望者が3割はいるのだが、今年は1割に届かない状況だ。そのうえ併願受験をせず公立一本勝負といった受験生も少なくない。一昔前なら考えられぬ事態だ。さらに複数の私立受験を予定している者も、県内の前期受験で合格がでれば、後期入試や都内入試はあえて欠席してしまうのが実情だ。大手進学塾ならば合格実績を残すため、成績上位者に私立複数受験を強制するところであろう。当方にはそのような発想はないので、必然的に受験校が大幅減少である。正直なところ、日頃お付き合いのある私学の先生方には申し訳ない事態だ。
今年は公立高校の特色化選抜最後の年である。来年は2月15・16日に「前期選抜」が5教科共通問題で実施され、ここで定員の約半数に合格内定が出される。「後期選抜」は3月2日の実施だ。この選抜でも5教科の学力検査が課される。このように徹底した学力重視の選抜制度に移行する。そのあまりもの急変ぶりには驚かされる。
学力といえばその定義には百論あるが、先日新聞紙上で興味のある意見を目にしたので紹介させていただく。昭和大学の坂東学長によると、学力には基礎、応用、創造の三つのレベルがあるとのこと。たとえば、単語を知り漢字が書けるのが基礎。漢字を使い文章を書けるのが応用で、小説や詩で表現するのが創造である。早い段階で基礎を作り備えるべきだが、現在の日本は、土台となる基礎学力が危機的な状況だと指摘された。まことに明解な論旨でおおいに共感した。
全体の学力を底上げするには、勉強してよかったと思える仕組みとモチベーションが必要であろう。入試制度改革がはたしてその第一歩になるか、注意深く関わりたいと思う。 (志厚)

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